5.安全確保:安全面が心配
子ども会の参加者の安心を守るために、傷害保険や賠償責任保険などに加入しましょう。また、行事当日には子どもの安全を確保するための工夫もできるといいですね。
(1)安全共済会や保険などへの加入
子ども会に関連する保険はさまざまです。会員数や活動状況と保険加入条件を照らし合わせ、どの保険に加入するかを検討しましょう。申請から承認までの期間にご注意を。
子ども会安全共済会制度
市子連に加盟している子ども会が加入できる共済制度です。
子ども会活動中の事故などのケガや病気などについて補償します。
費用は、共済掛金に加えて、全国子ども会連合会運営費と名古屋市子連運営費が必要になり、1名あたり150円(令和7年度現在)です。
詳しくはお住まいの区役所の民生子ども課にお問い合わせください。
その他の保険
スポーツ保険や行事保険など、民間の保険会社が提供している保険もあります。
(2)ケガや事故発生時の対応
十分な準備や安全管理をしていても、気候や周囲の状況などによって、ケガや事故が発生する可能性はあります。そうした不測の事態にも焦らず対応できるように、次の項目を確認しておきましょう。
- 活動場所に近い病院の事前確認
- 負傷者に対する救急措置
*応急手当の手順は、応急手当に関する講習(名古屋市公式ウェブサイト)から、パンフレット「あなたが救える命のために 名古屋市消防局」をご確認ください。 - 医師、消防署、警察への通報
- 負傷者以外の安全確保
- 現場状況の記録
- 事故の報告・説明
負傷者の保護者や関係者
利用施設への報告と説明(結果報告を含む)
(3)子どもへの声かけの工夫
子ども会の行事に参加する子どもたちは学年がさまざまで、個性もそれぞれです。どのような声かけを意識したり、どのような行動に注意したりするとよいのか学年別に主な工夫を紹介します。
①低学年の子ども
- 具体的に、短く、やさしく伝えることがポイントです。抽象的な言葉ではなく、具体的な言葉で示すことで、より伝わりやすくなります。
- 名前を呼んでから話すと集中しやすくなります。
声かけの例:○○くん、順番を守って遊ぼうね。
②中学年の子ども
- 理由をつけ加えて伝えることがポイントです。理由を知りたがるケースが増える年ごろです。子どもたちも理解しやすく、納得をしてくれます。
- 友だちと一緒に行動したがる年ごろでもあり、集団で盛り上がるとテンションが上がりすぎて注意散漫となることがあります。グループで守るルールを強調することがポイントです。
声かけの例:順番を守ると、みんなが楽しく遊べるよ!
③高学年の子ども
- 考える余地を残して伝えることがポイントです。自分で考えて決めたい気持ちが強くなるため、選択肢を提示したり、決定権を委ねたりすることで、主体的な行動を促すことができます。
- 注意は人前でするのではなく、個別に伝えることを意識するとよいです。
- 自信から生まれる油断で危険行動に出ることがあります。下級生に影響を与える存在でもあるので、手本になる立場であることを伝えることが大切です。
声かけの例:みんなが楽しく過ごすには、どうしたらいいかな?
(4)KYTの紹介
「KYT」とは、危険(KIKEN)予知(YOCHI)トレーニング(TRAINING)のそれぞれの頭文字をとった言葉です。自ら参加し、危険について考え、自らの危険回避能力を高めるためのトレーニングです。
昭和60年全国子ども会連合会でKYTが取り上げられて以来、各地で安全教育の方法のひとつとして普及しています。