4.企画・実施方法:行事の企画・実施方法がわからない
子ども会の活動では、行事の企画や開催がありますが、企画から開催までの進め方が分からなかったり、どんな企画をすればよいか迷ったりすることがあるかと思います。大まかな流れや注意点を知っておくだけでも安心につながります。次の項目を参考にしてみてください。
(1)行事開催までの進め方
企画から開催までの進め方を紹介します。
①意見交換・検討・取りまとめ
- 行事の目的や方向性を共有し、方向性を決める。
- 実施時期や会場の候補を出し合い、関係者の意見をまとめて合意を図る。(日程や会場の候補 など)
②会場などの手配
- 会場の確保や備品の購入、保険への加入など、実施に必要な条件を整える。
- 会場となる施設・場所の利用条件や料金、レイアウト、機材の有無を事前に確認する。
③行事内容の確認・やることの整理
- 行事の内容を具体的にまとめ、全体像をわかりやすく整理する。
- プログラム案や役割分担、準備内容を明確にして、関係者で共有する。(当日のプログラム案、参加者の対象、準備および当日の役割分担 など)
- 各種テンプレート
④参加対象者への周知・広報
- 対象者に向けて行事の内容や申込方法をわかりやすく伝える。
- 多くの参加者に周知したい場合は、チラシ、掲示、SNSなど複数の手段で広く知らせる。
⑤参加者の把握
- 申込状況を確認し、会場調整や資料の準備をする。
- 名簿や連絡先を整理し、個人情報は適切に管理する。
⑥事前打合せ・準備
- 当日の進行や役割を最終確認し、必要な備品や資料を準備する。
- リハーサルを行い、想定されるトラブルへの対応も確認する。
⑦行事当日の運営
- 会場設営や当日の様子は写真で記録する。
- 計画に沿って円滑に進行し、参加者に安心して楽しんでもらえるよう対応する。
- 安全面や時間管理にも十分配慮する。
⑧ふりかえり
- 行事が終了したら、役員や関係者などで準備からの当日までのふりかえりをする。
- 次回の行事や来年度実施の注意点やヒントをまとめる。
- 参加した子どもにも感想や意見をもらえると、次回に活かせる。
(2)行事の紹介
子どもたちの学年はさまざまで、どんな遊びやレクリエーションが流行っているのか、楽しまれるのか分からないものです。企画に迷ったら、次の内容を参考にしてみてください。
子ども会によって参加人数や活用できる場所などもバラバラで、予算によっても開催できる行事が限られるため、開催の条件の例も併せて紹介しています。
聖徳太子ゲーム
①ひとりの「聞く人」と、複数人の「話す人」に分かれる。
②「話す人」はそれぞれ違う単語や文章を話す。
③「聞く人」は、「話す人」がどんな単語や文章を話したかを当てる。
④多く聞き取れた人が勝利!
★「話す人」は1人1文字とし、組み合わせてできる言葉を当てるのも楽しい!
オススメの学年:全学年
参加員数の目安:4人以上
活用できる場所の目安:集会室、コミセン、小学校
予算の目安:数百円
スプーンピンポンリレー
①3人~6人程度で1チームつくる。
②スプーンにピンポン玉を乗せて、バトン代わりにする。
③各チームでリレーし、早くゴールしたチームが勝利!
★スプーンをお玉にすると、低学年の子のハンデになって全学年で楽しめる!
オススメの学年:全学年
参加員数の目安:6人以上
活用できる場所の目安:コミセン、体育館
予算の目安:数百円から1千円
宝さがしゲーム
①会場内に宝(紙やお菓子)を隠します。
②隠された宝を探します。
★2チームに分かれて、隠す役・探す役を交代でするのも楽しいです。
★謎解き要素を加えるとより面白いかも!
オススメの学年:全学年
参加員数の目安:4人以上
活用できる場所の目安:体育館
予算の目安:数千円から1万円
ウォークラリー
①参加者に巡ってもらうルートを設定する。
②ルートにはチェックポイントを設置し、ミッションを用意する。
③ミッションの達成度に応じて景品プレゼント!
★スタンプラリーでも楽しい!
オススメの学年:全学年
参加員数の目安:5人以上
活用できる場所の目安:学区内、体育館 など
予算の目安:5千円から1万円
フライングディスクゴルフ
①フライングディスクが入る大きさのカゴを用意する。
②スタート位置を決め、カゴを狙ってフライングディスクを投げる。
(注) 投げる順番の管理をしましょう。子どもたち同士やディスクとの衝突を防ぐことができます。
③ディスクが着地した位置から、再度同じカゴを狙って投げる。
④カゴに入るまで投げ、投げた回数が一番少ない人が勝利!
★パターゴルフのフライングディスク版♪
オススメの学年:全学年
参加員数の目安:6人以上
活用できる場所の目安:コミセン、体育館 など
予算の目安:数百円から1千円
キャンプ
★火起こしや野外調理、自然と触れ合うアクティビティなどを体験!
オススメの学年:小学3年生以上
参加員数の目安:4人以上
活用できる場所の目安:市内キャンプ場 など
予算の目安:2万円以上
(3)子ども会でよく使われる施設や備品
子ども会の行事でよく使われる施設や備品を紹介します。
施設
各地域のコミュニティセンター(コミセン)、とだがわこどもキャンプ場、学校の体育館、地域センター、地区会館、生涯学習センター、民間のレジャー施設(ボウリング場、スケートリンク場、トランポリン施設、キャンプ場など) など
備品
ボッチャのセット、フライングディスク など
(注)区によっては貸出がない場合もあります。
(4)注意事項の紹介
行事の開催にあたって、会場の確保やプログラムの作成以外にも、確認しておくべきことや注意するべきことがあります。次の項目では、主な注意事項やルールを紹介します。
①火気を使用するとき(花火、キャンプファイヤー、調理イベントなど)
- 消防署へ事前に相談しておくと安心です。
- 公園や広場を使用する場合は、公園のルールを確認することはもちろん、管理者に事前に相談しましょう。使用許可を取る必要があるかもしれません。
- 服装は化学繊維ではなく、燃えにくい綿素材の服で参加してもらうようにしましょう。
②道路を使用するとき(ウォークラリーなど)
- 公道の場合、企画内容によっては警察に許可をもらう必要があります。事前に相談しましょう。申請書が必要な場合は、許可までに時間を要する場合があるため、早めの相談がオススメです。
- 私道や敷地内通路の場合は、所有者・管理者からの許可をもらいましょう。
③食べ物を扱うとき(バーベキュー、流しそうめん、お菓子作りなど)
- 参加者の食品アレルギーの有無の確認をしましょう。
- 模擬店などで出店をする場合は、届出や許可が必要となる可能性があるため、保健センターへ事前に相談しましょう。
- 家庭でつくった料理を持ち寄ることは、衛生管理が難しく、あまりオススメしません。既製品の代用などを検討しましょう。
④施設を借りるとき
- 申請に必要な書類や項目を事前に確認しておきましょう。
- 施設を使用した際には、原状回復が必要な場合が多いです。使用前に机や備品の配置などを撮影しておくと安心です。(※会場によって異なります。使用前に確認しましょう。)
- 騒音に気を付けましょう。
- 事前にゴミの持ち帰りルールも確認しましょう。ゴミ袋の用意を忘れずに。